六波羅蜜寺
六波羅蜜寺は鎌倉幕府の六波羅探題が置かれていたところである。その前は平氏の屋敷があり、平清盛はここに住んでいたので、六波羅殿と呼ばれていた。六波羅蜜寺は西国三十三ヶ所霊場の第十七番札所となっている。このお寺を開いたのは、空也上人であるが、天暦5年に京都で悪い病気が流行した時、空也は悪疫退散の願いをこめて十一面観音像を作り、それを車に乗せ京都の街をめぐった。流行した悪疫が退散した後、空也は、この十一面観音を本尊として、応和三年に西光寺を建てたが、それがのちに六波羅蜜寺と改名された。六波羅蜜寺は、源頼朝、足利義詮、豊臣秀吉などの信仰が厚く、その援助を受けて大変栄えた。寺宝には、空也上人像、平清盛といわれる僧形坐像などがある。
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