北野天満宮
全国に数多い天神さまのご本家で、京都の人たちから「天神さん」と呼ばれ親しまれている。祭神は、菅原道真で、その起こりは、筑紫の太宰府に流され亡くなった道真の霊を慰めるために、右近の馬場に建てられたと言われている。天徳3年に神殿が増築され、現在ある建物の多くは慶長12年、豊臣秀頼が片桐且元を普請奉行として造営させたものである。本堂は国宝に指定されており、中門、回廊、後門、透塀、東門は重要文化財となっている。広い境内に道真公のお告げを聞いた多治比文子を祀る文子天皇、のどの病気が治ると言われる新桜葉社、乾大神、火之御子社など多くのお社と、宝物館や、絵馬所がある。北野の天神さんは、学識豊かだった道真公がお祀りされているため、学問の神様と言われている。道真公はその学才がなみなみならないものだったため、却って身を滅ぼすことになってしまったのである。宇多野天皇が道真を学問職の最高の地位につけ、さらに昌泰2年、55才だった道真を右大臣に登用した時、天皇には藤原氏一族の力を政治押さえようという考えがあったが、政治的手腕に乏しかった道真は反対派によって太宰権師に左遷された。右大臣となって一年であった。都を懐かしみながら流されていった道真の心中は、あの梅の花に託した想いとなって、察するに余りある。
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カテゴリー: 北野白梅町界隈




